外国と他国の違い

外国と他国の違い

外国と他国の違い

- 概要 -

外国とは世界の中で自国の外の全ての国を指す。他国とはある国の中で政権が複数存在する時に用いる表現を指す。

- 詳しい解説 -

外国と他国の違いは明らかにシステムの異なる自国の外の国か、天下統一を競っている国や中央政権が力を持ちながら地方自治を行う国かである。

外国とは自国の外の国を指す。外国人などという表現のように自身が暮らす国の人とは明らかに異なる人という意味で用いられる。例えば日本からみた外国とは中国やアメリカなどであり外国の範囲は世界を対象とする。

他国とはある国の中で政権が複数存在する時に用いる表現である。例えば江戸時代は石川県を加賀藩、栃木県を水戸藩などというように現在の県の元となった考えに藩が存在し、中央は定められていたものの地方自治の力が強かった。そのため自分の出身地に帰る事を「国に帰る」などといい、他の藩から自分の藩へと戻る事を表した。ほか、群雄割拠の時代には例えば中国における魏、呉、蜀の三国時代が挙げられ互いを他国と表現する。