水道水と超純水の違い

水道水と超純水の違い

水道水と超純水の違い

- 概要 -

水道水とは塩素で殺菌処理され、不純物が入っている飲料水を指す。超純水とは物質を溶解する力が強く、半導体の洗浄などに用いる飲用でない水を指す。

- 詳しい解説 -

水道水と超純水の違いとは塩素処理されて飲用水としても可能な水か、精密機器の洗浄や化学分析に使用し飲用に適さない水かである。

水道水とは塩素で殺菌処理された水を指す。地面に水道管が巡り、蛇口をひねれば水が出るようになっている。水道水は飲む事が出来るものの塩素のカルキ臭が残るため、浄水器などでより飲みやすい水となる。水道水は不純物が入っているものの、多くの安全項目をクリアした飲料水である。

超純水とは半導体の洗浄や医薬品の製造に用いる水を指す。理論的に水に近い純度を持つ。精密な化学分析などでは不純物を取り除いた物で判断せねばならないため超純水を用いる。工業系や科学系に使用する純度の限りなく高い水である。超純水は風味が感じられず、また物質を溶解する力が強いためカルシウムも溶かし人体への影響は良くない。