培うと養うの違い

培うと養うの違い

培うと養うの違い

- 概要 -

培うとは土を自身の様々な経験とし、それを栄養として、自身が育っていく様子を指す。養うとは他から栄養をもらい続けて生きる事を指す。

- 詳しい解説 -

培うと養うの違いは良くも悪くも色々な要素を吸収して自身の物とするか、他力本願で保護してもらう事のみを意図するかである。

培うとは元々土を媒体として植物が力を溜め育つ事を指す。転じて土を自身の様々な経験とし、その経験を栄養として自身が育っていく様子を表す言葉である。ここで指す栄養とは自身のためになる物であり挫折などの辛い経験も入る。風雨に負けず良くも悪くも土にもまれる事によって成長する事である。

養うとは他から栄養をもらい続けて生きる事を指す。培うよりも他力本願の性格が強く自身の力の蓄積には至らない場合も多く、大切に培養されている様子を表す。例えば両親に養ってもらう場合、両親が稼いだ給料や動力によって自身が生存する事である。また妻子を養う場合、夫が給料で面倒を見るという事を示す。