外海と内海の違い

外海と内海の違い

外海と内海の違い

- 概要 -

外海とは波の影響が大きく陸地から離れた海を指す。内海とは外洋からの影響が少なく陸地に囲まれた海を指す。

- 詳しい解説 -

外海と内海の違いは陸地から離れた海か、陸地に囲まれた海かである。

外海とは陸地から離れた海を指す。気象庁では外海という表現は平成22年5月から使用し始めており以前は津波の位置を不明瞭な形で示していたが、内海や外海という表現で括る事により、影響の違いを表す事が出来るようになった。例えば青森県における外海は陸奥湾を除く海域であり、外洋からの影響を示唆する言葉として定着を試みている。内海に比べ波の影響が大きい分、魚などの海の生物も大きく異なる。

内海とは陸地に囲まれた海を指す。例えば青森県では下北半島と津軽半島に囲まれた陸奥湾を範疇とし、外洋からの影響が少ない事を表す。反面、内海は外海との水の交換が困難であり汚染物質の吹き溜まりとならないよう配慮しなければならない。