縄と紐の違い

縄と紐の違い

縄と紐の違い

- 概要 -

縄とは藁を束ね、藁で端を括ったのち、2本に分け、手のひらで滑らせながら作る紐状の物を指す。紐とは細長く、柔軟性のある物を指す。

- 詳しい解説 -

縄と紐の違いは長くてある程度の幅を持つ物か、その中の一部かである。

縄とは藁を束ね、藁で端を括ったのち、2本に分け手のひらで滑らせながら作る紐状の物を指す。左手と右手をすり合わせるようにやや鋭角の左斜めに構え、拇指に近い膨らみである母指球と手のひらの溝を用い、両拇指で2本の藁束を一時的に固定しながら作る。縄は綯うといい紐状に1本により合わせて作る物である。縄を作る際は藁を水に浸してから行う。

紐とは細長く柔軟性のある物を指す。藁縄もこの一首である。紐にはビニール紐や麻紐など材料や用途が異なる。紐を組みながらある形を形成した組紐は、1本の長い紐を使った芸術でもある。また紐状のうどんをひもかわうどんと呼び、紐皮のように幅広で長いという意味を持つ。糸などの細い物でなくある程度の太さを持つ。