- 概要 -
人道とは人が行うべきとされる保護する活動を中心とした物事を指す。道徳とは生命を重んじ、人の心を思いやる事を指す。
- 詳しい解説 -
人道と道徳の違いは一人の生物として守る事か、一人の生物として生きる事かである。
人道とは人が行うべきとされる物事を指す。例えば紛争などで離散した避難民を助けたり、人権を守ったりする事などが挙げられる。対して非人道的は例えば薬品の効果を証明するために人間を用いた生体実験を行ったり人間魚雷など、死が確実であるにもかかわらず、同じく人間を殺す兵器として出撃命令を出したりする事が挙げられる。人道的な支援はNPO団体などのあらゆる組織が世界中で行っている。
道徳とは生命を重んじ人の心を思いやる事を指す。また善悪の区別なども含まれる。人が生きていく上で生命維持には不可欠ではないが、人として生きる際に必ず必要な心の持ちようである。学校教育では道徳教育を促し、団体の中で生きるために必要な点を教えている。