絶版と廃盤の違い

絶版と廃盤の違い

絶版と廃盤の違い

- 概要 -

絶版とは印刷用の版を廃棄し、以後出版できない本を指すが、廃盤とは紙媒体ではなく販売しなくなったレコードを指す。

- 詳しい解説 -

絶版と廃盤の違いは販売や生産を中止した物が、本かレコードかである。

絶版とは印刷用の版を廃棄し以後出版できない本を指す。本を作るためにはまずページごとの版を作りそれを元にして大量の紙を印刷し装丁する。しかし出版数の限定や出版社の事情によってその版が使えなくなると、版が絶え絶版となる。絶版した本の中には古く希少価値の高い本も存在し高値で取引されている。

廃盤とは販売しなくなったレコードを指す。レコードは大きなCDのような形状であり、一枚が円盤状である。ひと昔前の物であるためレコード盤としての販売を取りやめた物であるから、盤が廃され廃盤となる。廃盤されてもCDなどに移植されわざわざレコード盤で聴かなくとも他の音楽機器で曲を流す事が出来る。しかしレコード盤にはCDなどにはない独特の音質があるため、細かく言えばレコード盤とそれ以外の場合とで曲の雰囲気も変わってしまう。