波止場と防波堤の違い

波止場と防波堤の違い

波止場と防波堤の違い

- 概要 -

波止場とは埠頭とも呼び、船で運ばれた物資のやり取りを行う場所を指す。防波堤とは波を防ぐ目的で設けられた堤防を指す。

- 詳しい解説 -

波止場と防波堤の違いは船を止めて人や荷物の行き来を促す設備か、高波を防いで地域や海の仕事を守る設備かである。

波止場とは埠頭とも呼び船着き場の事を指す。文字通り波を止める効果のほか、大きな船で野菜や果物、製材などがグループ分けされ荷さばきによって倉庫に速やかに送られたり、逆に一時保管施設から船に迅速に積み込んだりする事を行っている。波止場を設けるには船を固定するためのボラードといわれる柱が必要である。波止場は海をわたって来る船を出迎える場所としてだけでなく、その船が物資を載せてくるため外部との繋がりを保つ重要な拠点となる。

防波堤とは波を防ぐ目的で設けられた堤防を指す。海を囲うように存在し海に近い地域の家々を守るために存在する。防波堤は海側の地域を守るほか、海で作業する際に不可欠な船舶なども保護する役割を担っている。