反意語と反対語の違い

反意語と反対語の違い

反意語と反対語の違い

- 概要 -

反意語とは反対の意味を表す言葉の組を指す。反対語とは反対の意味の言葉として使用される反意語をより簡便な表現にした用語を指す。

- 詳しい解説 -

反意語と反対語の違いは学術的に通ずる反対の意味を表す組の言葉か、一般的に通ずる表現かである。

反意語とは反対の意味を表す言葉の組を指す。例えば左右や表裏、上下や昇降など両方が別々の文字で構成されている型がある。また動脈と静脈、最高と最低、喜劇と悲劇というように、ある一つの文字を共通点として対の言葉を表す型がある。そして利益と損失、需要と供給などの全く異なる言葉が対になっている型のほか動詞や形容詞、副詞や前置詞においても同様の型に分かれている。

反対語とは反意語をより簡便な表現にした用語を指す。反対語は反対の意味を示すという意味が一目で分かる用語であり、反義語よりも一般的に広く分かりやすい表現である。反意語との違いは内容的には全く変わらずどちらも通用する用語である。