- 概要 -
阪神大震災とは平成7年に起き、建物による圧死と焼死が死者の大半を占めた震災を指す。東日本大震災とは平成23年に起き、大津波と放射能漏れが問題となった震災を指す。
- 詳しい解説 -
阪神大震災と東日本大震災の違いは建物倒壊による圧死及び焼死が多かったか、津波による死因及び原発事故による風評被害かである。
阪神大震災とは当初平成7年(1995年)兵庫県南部地震と命名されたが、規模の大きさから呼称した阪神・淡路大震災を指す。死者6,434名、負傷者43,792名、行方不明者3名であり、住家の全壊が約10万5,000棟、半壊が約14万4,000棟に上った。特徴は建物の下敷きが死亡率の8割を占めていた点、建物に挟まれた状態の焼死の点である。
東日本大震災とは東北地方太平洋沖地震と命名され通称3.11とも呼ばれる、平成23年3月11日に起きた震災を指す。死者19,418名、負傷者6,220名、行方不明者2,592名であり、住家被害が全壊と半壊を合わせて390,000棟を超えた。特徴は地震直後に起こった大津波による被害の点、福島第一原子力発電所からの放射能漏れの点である。