- 概要 -
反論とはある意見に対し、反対の見解を述べる事を指す。批判とはある意見に対し、評価を下し、絶対的な反対の見解を述べる事を指す。
- 詳しい解説 -
反論と批判の違いは根拠を示して相手を納得させる反対意見か、根拠を示さず判定して相手の意見を受け入れない反対意見かである。
反論とはある意見に対し、反対の見解を述べる事を指す。単なる感想ではない。ある意見に沿う事でその場が乱れる事を回避できるのであるが、それを行わずあえて他の考えとして自身の意見を述べるため、正当な根拠を示さなければならない。反論の特徴は一度相手の論を受け止めそれについて自身の見解を分かりやすく伝える事である。
批判とはある意見に対し、評価を下し絶対的な反対の見解を述べる事を指す。単なる感想に留まる事も多い。ある意見を通さないようにするための妨害にもなり得る。批判の特徴はある意見を判定し、反対して正しく改めるべきとする事である。反論は相手がその通りであると納得する要素があるが批判には求められていない。