否定と批判の違い

否定と批判の違い

否定と批判の違い

- 概要 -

否定とはある物事において、そうではないという立場を表に出す事を指す。批判とはある物事において、相手に通ずるような根拠ある理由を示しながら否定する事を指す。

- 詳しい解説 -

否定と批判の違いは感情的か理論的かである。

否定とはある物事において、そうではないという立場を表に出す事を指す。否定には明確な根拠を必要としない。否定の対義語は肯定である事から肯定とは必ずしも言えない場合、否定の姿勢を採る事もある。否定しながらも断固否定とそうでない柔軟な否定とが存在する。断固否定の場合、否定した対象は全く受け入れられない事を表し覆る事が大変難しくなる。

批判とはある物事において相手に通ずるような根拠ある理由を示しながら否定する事を指す。否定とは異なり単に感情に任せた行動ではない。批判する立場ではある物事に対し、反対意見を述べ頭ごなしに否定するのではない。正すべきと判断した結果であるので何が正しいかという点を明確に示すことである。