- 概要 -
麦茶とは大麦を炒り、煎じて作る飲料を指す。ほうじ茶とは番茶や茎茶などの茶葉を炒って、煎じて作る飲料を指す。
- 詳しい解説 -
麦茶とほうじ茶の違いは大麦を炒るか、茶を炒るかである。
麦茶とは大麦を炒り煎じて作る飲料を指す。麦茶はよく夏の定番の茶とされており、ミネラル分が多く含まれるために体内の温度が下がり、抗酸化作用や血液の流れの促進などが期待されている。反面冷たい麦茶には身体を冷まし過ぎて逆に身体が温度を上げるために酷使される事がある。麦茶は温かい状態のまま飲む方が効力を発揮する。麦茶には1日の量が規定されていない。
ほうじ茶とは番茶や茎茶などの茶葉を炒って煎じて作る飲料を指す。他の茶よりも渋み成分やカフェインを減少させる作り方である。ほうじ茶の香り成分である、ピラジンという成分はリラックスや血行促進が期待できる。ほうじ茶は身体を温める。旅館にほうじ茶が備え付けてあるのは、リラックスした安眠効果を目的としているのである。共に茶色い色をしている。