- 概要 -
本質とはある物を構成する際に核となる物を指す。本性とはある物を構成する際に核となる本質的な性分の事を指す。
- 詳しい解説 -
本質と本性の違いはある物の核となる部分であるか、その中でも特に性格を指すかである。
本質とはある物を構成する際に核となる物を指す。本質が抜けるとその物は成立し得ない。例えば物事の本質を見極める事は、容易い事ではなく、まず末梢部分の把握から本質を辿る事が多い。本質は揺らぎない部分であり外見が変わっても本質は変わらない。質という意味は形成している成分が良いか悪いかなどという視点から見た物を指し本質は決して良い物とは限らない。
本性とは本質的な性分の事を指す。外見が変わっても、根となる性格は変わらない。例として本性が表れたという文章には今まで積み重ねて来た結果の性格が表れた事を指すが、同時に正確の良くない部分が表れた意味に用いる。本性は普段知る事が出来ず意図的に隠している性質を表す。