寡黙と無口の違い

寡黙と無口の違い

寡黙と無口の違い

- 概要 -

寡黙とは思案した結果、言葉をあまり話さず、周囲の様子を観察する人を指す。無口とは必要な事柄以外を話さない人を指す。

- 詳しい解説 -

寡黙と無口の違いは思案した結果黙っているかどうかである。

寡黙とは思案した結果、言葉をあまり話さず周囲の様子を観察する人を指す。言葉をあまり発しない人を指す。外見では単なる無口にみえるがよく周囲を見ている人を示す。寡黙になる事によって、周囲の反応を敏感に察知し自身が動くべき方向性を考える思慮深い行動である。例えば寡黙な男というように黙って物事を静観し、いざとなった時に一気に動くというギャップを意図する場合にも用いる。

無口とは必要な事柄以外を話さない人を指す。寡黙とは異なり基本的に必要な部分のみを取り出して言葉を発するのみであり、思慮深いとは言い難い。無口はその言葉の通り口が無いのではないかというほど離さない様子を示す。例えば無口でクールな人という表現はおしゃべりで熱い人の反対語である。