痴呆と物忘れの違い

痴呆と物忘れの違い

痴呆と物忘れの違い

- 概要 -

痴呆とは現在の認知症であり、認知機能の低下により、知能が大きく欠けてしまう病気を指す。物忘れとは通常ある一部を忘れてしまう事を指す。

- 詳しい解説 -

痴呆と物忘れの違いは痴呆の症状の一つとしてある物事をまるごと忘れる物忘れか、物事の一部のみ思い出せない通常の物忘れかという点である。

痴呆とは現在の認知症であり、認知機能の低下により知能が大きく欠けてしまう病気を指す。若年性と老人性の2種がある。部分的な物忘れは痴呆の範疇でなく通常の物忘れとしてよくみられる現象である。痴呆における物忘れは経験した事自体をまるごと忘れてしまう事である。さらに痴呆の物忘れに加え、例えばトイレではない場所で用を足したり食事時間でない時間に冷蔵庫を開けて食べだしたりする行為が発生する。

物忘れとは通常ある一部を忘れてしまう事を指す。例えばいま会った人の顔は覚えているが名前が思い出せないなどである。