醍醐味とやりがいの違い

醍醐味とやりがいの違い

醍醐味とやりがいの違い

- 概要 -

醍醐味とは物事の一番の楽しみを指す。やりがいとはある物事を行う事に対して価値を見出している様子を指す。

- 詳しい解説 -

醍醐味とやりがいの違いは物事の楽しみの部分か、それを自身が行う事で見いだせているかである。

醍醐味とは仏教用語であり醍醐といわれるチーズのような物の濃厚さから、一番おいしい部分を表した事から転じて物事の一番の楽しみを指す。釈迦が残したといわれる涅槃経において牛の乳が精製される一番最後の過程である醍醐が大変おいしいとされた事に由来する。ゆえに醍醐味は例えば甲子園野球では、勝ち負けによる2択の答えが出るものの、その過程において様々な人間ドラマがあるため、これを醍醐味とする人が多い。順位だけでなく、さらに深い部分における楽しみである。

やりがいとはある物事を行う事に価値を見出している様子を指す。例えば仕事にやりがいがあるかどうかという点が問題視されている。やりがいは醍醐味と似た物事の楽しみ方を知っている点に共通するが、自身で行うべき事柄に対するという点が異なっている。