- 概要 -
かぼすとは大分県名産であり緑色の皮の柑橘類を指す。ゆずとは高知県名産であり、黄色の皮の柑橘類を指す。
- 詳しい解説 -
かぼすとゆずの違いは大分県を中心とする生産の柑橘類か、高知県を中心とする生産の柑橘類かである。
かぼすとは緑色の皮の柑橘類を指す。大分県が生産量日本一を誇る。かぼすは酸味が強くなく焼き魚などにも合う酸味であり、かぼすをもちいた料理は多い。クエン酸を豊富に含み糖質の代謝を促すなど、多くの成分から健康食品としても人気がある。以前は医薬品として用いられた事もあった。
ゆずとは黄色の皮の柑橘類を指す。高知県が名産である。ゆずはレモンよりも酸味が抑えられながらも香り高く、皮ごと削って料理に使用する事もある。またゆず湯など冬に身体を温めるために使用する事もある。ゆずはよく日本料理などで香り付けや色付けに用いられる。かぼすとゆずは同じ酸味を持つ柑橘類である。