- 概要 -
煩悩とは仏教用語であり、人が除けられない欲求を指す。欲とは食欲や睡眠欲、性欲など、生きて行く上で逃れられない欲求を指す。
- 詳しい解説 -
煩悩と欲の違いは仏教でいう欲求そのものか、一般的な欲望かである。
煩悩とは仏教用語であり人が除けられない欲求を指す。特に除夜の鐘にて108回を叩くという話は有名である。代表的な煩悩は、貪欲や愚痴などがあり、自分だけ得をしようという貪欲さや他人をおとしめようとする愚痴などが挙げられる。煩悩は人である以上は逃れられる事はないが、煩悩を意識する事で煩悩でなくなる。
欲とは食欲や睡眠欲、性欲などを指す。欲は欲張る事であらわになり大変見苦しい姿となる。欲にまみれる事に対し悩む事で煩悩となる。悩まなければ単に欲であって、満たされる事はない。ある欲を我慢する事で他の欲が増進されやすい。一方である欲を満たすと他の欲が不足でも満足する傾向にある。