行と段の違い

行と段の違い

行と段の違い

- 概要 -

行とは横もしくは縦にまっすぐ延びる文章の流れを指すが、段は行の頭の部分を一文字分落としたものを指す。

- 詳しい解説 -

行と段の違いは横か縦かに延びる文章の流れか、文章のまとまりかである。

行とは横か縦かにまっすぐ延びる文章の流れを指す。縦書きか横書きで異なるが、まっすぐとした文章である。行を変える際は改行を行う。上下の間隔も常に一定であり整列された文章である。例えば江戸時代の三下り半は3行半にわたる文章を意味し、離縁状を示す言葉である。このように行数によって造語がみられる。

段とは行の頭の部分を一文字分落とした物を指す。全ての行で落とすのではなく、ある内容の区切りごとに一つ落とし、全体の文章がいくつの段落で区切られているかが判明する。段は内容の区切りのため、その枠内において重要なキーワードが存在する。段は読み手が読みやすいように工夫されたデザインである。