- 概要 -
条例とは法律に基づき、各地方公共団体が出す決まり事を指す。要綱とはある物事において、内容の要点をまとめた簡単なものを指す。
- 詳しい解説 -
条例と要綱の違いは地方公共団体が出す決まり事か、ある内容について要点をまとめたものかである。
条例とは法律に基づき各地方公共団体が出す決まり事を指す。条例は各都道府県や市区町村で大きく異なり、法律を元に地域に合った決まりに変え、より地域密着度の高い決まり事を作る事を目的とする。例えば条例において動物愛護に関してより詳しく定めるなどが挙げられる。
要綱とはある物事において内容の要点をまとめた簡単なものを指す。要綱は例えば設立要綱などというように、設立に関わる動機や目的を記した物を趣意書と同様の意味を込めて使用する。要綱の特徴はあくまでマニュアルであり、要点のみが触れられているため具体は判然としない。しかし要綱があれば、ある程度の内容を略式に知る事が出来る。